物流企業向けサービス
現在、物流専業者とよばれる多くの物流企業が、その収益性の悪化に苦慮しています。世界的な不況により多くの荷主企業がその物流費削減に動いており、その波は、当然、物流企業に料金の見直し要求となって現れてきています。そのため、契約更改の時期をねらって競争入札を行う荷主企業が増えており、その結果、一回一回の入札のふるいに残れるかどうかが、企業の存亡を掛けた真剣勝負となっています。３ＰＬとは何なのか理解できていない経営層を持つ物流企業や、提案ができない営業部隊を有する物流企業にあっては、もはや勝負は決しているかの感があります。
物流企業の競争戦略とは、一口に言えば、必要な利益率を確保しつつ、より多くの貨物を取り込み、取り込んだクライエント企業とのビジネスを失うことなく継続することだ、といえます。どうしたら、そうしたことが実現できるのか。それこそが、物流企業の、日々考え、行動すべきことだと考えます。
そのために、取るべき戦術は、個々の企業によって違ってきます。何を優先的に行い、何を行わないかを、時間軸に沿って決めることが肝要なのです。
株式会社ロジスティクス・コンセプトは、経験豊富なコンサルタントを通じて、メーカーの物流子会社*を含む物流専業者様のために、事業戦略の策定をお手伝いし、その戦略をもとに打ち出した諸戦術を実現するためのお手伝いをします。３ＰＬ事業の実務経験のあるコンサルタントが、机上の空論ではなく、地に足がついた支援を行います。
＊ 物流子会社を有するメーカー企業様のために、物流子会社を自社グループの「機能会社」と位置づけるのか、グループ外にも活路を開く「事業会社」と位置づけるべきなのか、といった議論のお手伝いもいたします。
