荷主企業向けサービス
商品、特にFMCG*と呼ばれる消費財を生産しているメーカー企業、あるいはそうしたメーカー企業に部品や原材料を供給している企業にとってサプライチェーンの最適化は、業界における優位性を維持するために不可欠の挑戦課題です。
現在では、製品開発、調達、生産、流通、販売といったサプライチェーン上の諸活動を自社の一社で賄っている企業は、一部の例外を除いて、ほとんどありません。いくつかの企業が、一つの製品のサプライチェーンの連鎖の輪のいくつかを担っているというのが典型的な姿です。したがって、そうしたサプライチェーン上のプレーヤー企業を一貫したプラクティスのもとに束ね、その活動の同期化を図り、必要な情報を共有し、また、利益を公平に分かち合うためには並々ならぬ努力と、革新的なアイデアが求められます。
もはや、自社内のサプライチェーン構築のみではことは足りないのです。
サプライチェーン上のプレーヤー企業は、今や、国境を越えてグローバルなロケーションにおいて、昼夜の分かたず活動しています。従って、上流行程と下流行程を、単純に業務面の結びつけだけで考えたのでは十分ではありません。そこには「コラボレーション(協業)」という概念と、プレーをするための厳密なルールが必要になってきます。
株式会社ロジスティクス・コンセプトでは、業務のシームレス化のみならず、ベースとなる情報システムの構築から、企業間の取引のルールに至るまで、首尾一貫してコンサルティングを提供できる数少ないコンサルティングファームです。
* FMCG ( = Fast Moving Consumer Goods) 食品、アパレル、フットウェア、スポーツ用品、家電、書籍、OTC医薬品、ステーショナリー、DIY商品、家具などが該当します。